開業前金利
開業前の工事期間中にかかる金利で、工事期間、資金需要のタイミングなどが異なるため、開業後の金利とは別に開業前の費用として、初期投資に計上します。
たとえば、土地取得費を、工事着工前に全額借入金で賄うとすれば、建設工期の全期間において、土地取得費全額の金利がかかります。
また、建設工事の支払条件が、着工時1/3、中間時1/3、竣功時1/3とし、建設工事費の全額を借入金で賄うとすれば、建設工事費に対する金利は、全額の1/2と計算でき、建設工期×建設工事費×金利×1/2が、建設工事費に対する金利となります。
なお、建設工期は、建物構造、地上、地下の階数、建築面積、延べ床面積などにより、異なり、PM-NETでは、建設工期概算プログラムを提供しています。
PM-I
以下に、建設工期概算プログラムで算出した工期の例を示します。
その算出根拠は、プログラムの解説を参照してください。
建物構造 |
S造 |
RC造 |
SRC造 |
建築面積 |
500u |
500u |
1,000u |
延床面積 |
1,500u |
4,000u |
22,000u |
地上階数 |
3階 |
7階 |
20階 |
地下階数 |
なし |
1階 |
2階 |
杭長 |
なし |
10m |
20m |
建設工期 |
8ヶ月 |
16ヶ月 |
26ヶ月 |
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