PM-R:ビル維持管理費算定プログラム

建物の維持管理に必要な以下の費用を、建築の基本的な数値を入力するだけで算出します。

(1)修繕・更新費

(2)維持管理費

(3)水道光熱費

(4)損害保険料

データは、(財)建設物価調査会、(社)建築・設備維持保全推進協会(BELCA)、(社)建築業協会などの発行資料に基づき、独自に加工しています。

この計算結果は、PM-F ビル事業収支プログラムにデータリンクできます。

 

(1)修繕・更新費

(社)建築業協会の「ライフサイクルコスト略算プログラム」のデータを基本に、独自の計算方式を導入して、簡易に計算できるプログラムとしました。

@ 基本条件入力

建物の基本的な諸元を入力します。

PM-I  初期投資算定プログラムで入力したデータとリンクできます。

 

A 建築工事費入力

当初、新築する場合の建築工事費を入力します。

PM-I  初期投資算定プログラムとデータリンクすれば、計算結果が自動的に入力されます。

 

B 工事項目別数量入力

基本条件により、仕上工事、電気工事、衛生工事、空調工事、昇降機の工事項目別に材料、機器など種類を自動的に選択し、数量を算出します。

実際の材料、機器、数量等が把握できていれば、独自に入力することも可能です。

各大項目ごとに5項目追加できます。

以下に、衛生工事の例を示します。

上記表のうち、設定価格の合計が、建築工事費で入力した金額と同様になります。

 

C   工事項目別修繕費出力

 設定した計算年数にしたがい、年度ごとの計算結果を出力します。

以下に、電気工事に対する10年分の出力結果を示します。

 

D 修繕費合計出力

工事項目ごとの修繕費合計を出力します。


 この例では、建築後3年を経過した建物の計算結果を示しています。

E   工事項目別更新費出力

 以下に電気工事の11年から20年までの出力結果を示します。

修繕費と同様に、新築後3年経過の建物の例です。

 

F 更新費合計出力

 工事項目ごとの更新費合計を出力します。

 

(2)維持管理費

 建物の維持管理に必要なコストを算出します。

データは、(財)建設物価調査会 「建設物価」、(社)建築業協会 「ライフサイクルコスト略算プログラム」を参考としています。

 @ 条件入力

 建築の基本的な諸元と、管理方式等を入力します。

 

A 結果出力

 毎年必要となる維持管理コストと共役費換算単価を出力します。

これ以外に必要なコストがあれば、項目の追加をし、独自に入力することも可能です。

 

(3)水道光熱費

建物のエネルギーコストを算出します。

データは、各エネルギー供給会社、(社)建築設備技術者協会などの資料を参考としています。

 @ 条件入力

 

A       結果出力

毎年必要となるエネルギーコストと、共役費換算単価を出力します。

 

(4)損害保険料

建物、及び家具什器などに対する火災保険の額を算出します。

データは、損害保険会社の料率表などを参考としています。

@ 条件入力

 

A 結果出力



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